現在までに、スマートフォン/スマートブック向けプラットフォームとして
スマートフォン
iPhone OS 4.0
Android OS 2.1
BlackBerry OS 6
Symbian^3 + QT
Bada
WindowsPhone7
WebOS
スマートブック
iPad
MeeGo
Android Mid
Windows7
Chrome OS
現在、主要なプラットフォームだけでも、これだけ多くが存在します。
仮にネイティブアプリケーションで、これらのマーケットすべてにアプローチする場合は、言語体系でも7種類をマスターし、画面サイズに最適化した12種類のアプリケーションを開発する必要がでてきます。
そこで注目されてきているのが、Web Runtimeです。一般には、WidgetやGadgetなどという用語で呼ばれていますが、Webkit上で動くアプリケーションです。待ち受け画面に張り付いた状態で起動したり、全画面を占有しネイティブアプリケーションと同等の振る舞いで起動したり、本来のWebアプリとして起動する事が可能です。
現在の主流プラットフォームには、Microsoft以外はすべてWebkitを採用しています。従って、Webkit上で動くWidgetやWebアプリを作成すると、10プラットフォーム(Microsoft系除く)にワンリソースでアプリケーションの配信が可能になります。もちろん、iTunes App Store(ネイティブアプリと連携は必要), Android Market(ネイティブアプリと連携は必要), Ovi Store(Widgetそのものが配信可能), UpApp(Widgetそのものが配信可能), 各キャリアの運営するマーケットプレイス(Widgetそのものが配信可能)から課金アプリとして有料配信する事も可能です。
さらに、大きなトレンドとして、HTML5がきています。HTML4系のアーキテクチャーではアプリケーションとしてのWidgetやWebアプリには大きな構造的な問題をかかえていました。HTML5ではその多くが解消し、ネイティブアプリケーションに近い形でのアプリケーションとして動作させることが可能になります。
iTunes App Storeがネイティブアプリケーションの市場として急速に立ち上がり、拡大していっています。それと同様にWebRuntime系の市場も、もう1つの巨大な共通市場として、HTML5のスマートフォン/スマートブックへの搭載により一気に加速してくる事になるのではと予想しています。
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